ミラージュ④
偏りまくった読書感想文です。
炎の蜃気楼 邂逅編12 生死流転
邂逅編もいよいよ最終巻。
最初は変な感じがしたけど、さすがにここまで来ると終わっちゃうのが寂しいものです。
ぎくしゃくしていたのが、ここにきていいチームワークができてきたからなぁ。
それにしても直江、しっかりお父さんしてる。
景虎の保護者になってますがな。
そしてつばきの気持ちに気が付かない朴念仁ぶり。
そんなんだから景虎との仲も400年もかかるんだよ~~~。
最後に晴家のおなかに取りついた猪神がどうなったんだか、気になる。
楽しそうな共同生活送りそうだよね。
短編でいいから書いてほしかったな~。
炎の蜃気楼 幕末編 獅子食らう
一気に時代は幕末です。
ほんとは晴家が女性に変わる話を読みたいところだけど、あれ本編の一部だからなぁ。
腹に猪憑きの巨漢から、色気漂う女三味線弾きって、つながんないwwww
夜叉衆自体もばらばら。
さすがに越後を飛び出して日本全国怨霊退治ってなると、交通機関も連絡手段も発達してないこの時代、行動がバラバラになるのはしょうがないにしても、晴家が勤王派、景虎が佐幕派って政治色強っ。
新撰組とか池田屋とか、幕末てんこ盛りですが、うーーーん、正直あんまし・・・。
日本史をあんまし知らない自分でもわかるくらい有名人が出てたけど、気持ちがストーリーに付いていけなかった。
景虎と直江の絡みだけでいいやって感じです。
炎の蜃気楼 幕末編 獅子燃える
幕末編2冊目も読みづらかった。
花街島原の茜太夫ってのが景虎と親密な空気を出してたんだけど、伏線だけで終わった感じ。
直江、嫉妬とかするんなら出した意味あるだろうけど、あっけなくスルー。
それとも幕末編てまだ続くんか? 別に茜太夫、もう出なくていいけど。
読みどころは雑魚寝中に直江が景虎を襲おうとしたシーンかな。
長州志士と霊に邪魔されちゃったけど。
てか、いつも邪魔されてるよね。間が悪いやっちゃな~。
晴家、大島紬で西郷に買収されてるし。長秀の晴家分析、当たってるな~~。
ほんとその通りだと思う。
そういや、時代は変わっても勝長は坊さんなのね・・・。
炎の蜃気楼 昭和編 夜啼鳥ブルース
いよいよ昭和編に入ってまいりました。
美奈子を巻き込んでのどろどろがあるわけですね!
のっけから晴家が女性化進んでる・・。
景虎と指切りなんかしてんじゃねーよ、と思ってしまう。
どうも、この昭和編の前に話があるみたい。
戦時中の話っぽいのですが、どの単行本に収録されてるんだかわかんないからいいや。
しかし、信長がどうとかいうから重要っぽい。
ま、いっか。
その信長が実は景虎と同じ職場の同僚に換生してたっつう。
因縁の対決がここからスタートなわけですな。
炎の蜃気楼 昭和編 揚羽蝶ブルース
直江、銀幕デビューか?!の巻き。
長秀に裸にされてふんどしにバラで写真撮られてる。
これ、みんなイラストで見たいと思ったろうな・・・。