ミラージュ⑤
炎の蜃気楼 昭和編 瑠璃燕ブルース
昭和編入って、イラスト書く人変わってたのね。
昭和編の人もいい絵書くね~。でも邂逅編のほうが好きかも。
見どころは一つ、氷を擦り付け合うシーンのみ。
あとはもう朽木が信長だったってことでうじうじしてるだけだったような・・。
炎の蜃気楼 昭和編 霧氷街ブルース
直江の知らないところで、美奈子と景虎が次第に仲良くなっていく話。
これだったかな、高坂が清掃員だったり、運転手だったり、警察官だったりしたやつって? 前の巻?
神出鬼没過ぎておかしい。
でも昭和編の高坂、おかっぱでかわいいよな~。
炎の蜃気楼 昭和編 夢幻燈ブルース
むげん丸で景虎と美奈子がイチャイチャしてるのをこっそり覗き見ちゃう直江。
そこで自分が嫉妬しているのが美奈子を取った景虎ではなくて、美奈子へ向けられてることにやっと気が付くと・・・。
えーーーーーーーーーーーーーーーっ?!
私の中では邂逅編の最初の頃に、もう直江は景虎に恋愛感情を持ってたものだと思ってましたよ。
じゃ、あの夢の中でくらたにハァハァしてたのはなんだったんよ。
一時の気の迷いですましたんかいっ?!
400年、悶々としてたんだと思ってたのですが、主従関係に悶々と悩んでたと勘違いしてたわけか。
直江の鈍くささにびっくりだよ。
マリーがさらわれて、信長から「わしの子を産め」とか言われてる。
ちょっとお前も落ち着けって感じです。まだ私の中では晴家は巨漢のイメージが強すぎて・・・。
いや、しかし、信長はついこないだまで復活してなかったわけだから巨漢は見てないんか。うーーん。
朽木の記憶からマリーに執着してんのかぁ。
でもそれはそれでいい。
炎の蜃気楼 昭和編 夜叉衆ブギウギ
もうね、本編にちらほら出てるから昭和編のこの後の展開ってだいたいどうなるかわかってるわけよ。
どんどん重くなるかと思うと、読むのが辛いかな~・・。
そんな中でこの短編集、貴重です。
特に直江の「学園サンバ」よかったです。長秀によって今度は裸に縄で縛りあげられてる・・・。
その写真見て景虎やきもち焼いてる(w
長秀の話もマリーの話もよかった~。
ほっと一息って感じの話ばかりでした。
炎の蜃気楼 昭和編 無頼星ブルース
美奈子と景虎の仲を見せつけられて、追い詰められてく直江。
あー、なんか本編の直江ってこんな感じだったかも、とちょっと思い出しました。
景虎を押し倒して首筋にかみつくシーン、エロかった~。
そしてかみつかれた首筋を後々気にする景虎・・・(w
ここでも高坂、いい味出してるわ~。
昭和編はほんとに高坂の登場に癒される。
いいガス抜きだと思うんだけど。直江にとっても、読み手である我々にとっても。
炎の蜃気楼 昭和編 悲願橋ブルース
尚紀の家族が織田の手によって冒頭殺されてます。
なんかさ、成人換生した分、尚紀の人生を全うしてやるのが報い、とかそんなようなこと景虎が言ってたような気がしたんだけど、こんなことになって、なんでさっさと家族から離れなかった的な、直江が悪いんだ節景虎が炸裂させてるように読めたんですけど。
話違うじゃん。
ま、それは置いといて・・・景虎の分身が大暴れする話。
もうね、この1冊から変わりましたよ。
いや、この1冊のあとから、か。
今まで直江、直江、直江と、直江の苦悩ばっかりだったのが、ようやく景虎の心情が見えてきます。
分身と直江のファーストコンタクトシーン、いいですよ~。
こう、ありありと浮かびます。
月をバックに狂気に満ちた目をした景虎が、倒れた直江にまたがって今にも襲い掛かろうとしてるとこ。
もう、叫びだしちゃいそうです。はぁ・・、落ちつけ自分。
そして巻末の短編、本編がドロドロしだしているのに、なんて甘々・・・。
エロい。エロいのはもう脳内補完している私の頭か・・・。
この本から、もう止まらなくなってその後3冊一気に読みました。
読み終わったの明け方4時でしたよ。
いや~、昭和編完結していてよかった。これ、発行と同時に読んでたら続きが気になってどうにかなってたかもしんない。
炎の蜃気楼 昭和編 紅蓮坂ブルース
前巻で分身は消えましたが、その代わりに景虎の心の中に分身が登場。
その分身と景虎との対話が、景虎の直江に対する隠された思いを徐々に あらわにしていきます。
分身重要。
あれ、この巻だったけか?
勝長と話してて、その気持ちに気が付いたらオレがダメになる的なこと言うのって。
景虎も自分で自分の気持ちに気が付いてたのね、さすがに。
炎の蜃気楼 昭和編 涅槃月ブルース
そしていよいよ阿蘇。
美奈子との逃亡生活で、いよいよおかしくなっていく直江。
美奈子を直江に託す、という行動の裏に隠された景虎の真意は、自分の片割れである直江に生きていてほしいというものでした。
もう、ここ、泣いた(TT
なんで素直に言わないんだよ、景虎・・。
でも素直に言ってもこの時点の直江じゃ捻くれて耳も貸さなかったんだろうな。
完璧すれ違ってる二人に涙ですよ。
そして美奈子を犯す完全にイっちゃってる直江・・・・。
おいおいおい。
「あいしてるっ・・」って連呼するとこ、せつないなぁ・・。
炎の蜃気楼 昭和編 散華行ブルース
ついについに、昭和編最終巻です。
晴家に美奈子が直江の子を妊娠したことを告げられるシーン。
怒りを感じるより前に達成感て・・・。
これで直江を完全に手に入れたって、もう景虎の掌の上でずっと直江は踊ってたわけか。
美奈子に換生した後の景虎って少ししか出てこないのね。
換生した時点で妊娠何か月だったんだろう。
直江の子ってことで、なんだかんだいって戦闘中も気にしてたとこなんか、グッときました。
しかし、夜叉3人、あっけなくやられてましたね。
おいおい~、罠にはまってあっけなくかよ~、と突っ込みいれちゃいたくなったよ。
くらきほとりでの謙信との会話。
なんで高耶が記憶を失っていたかの理由が判明するとこ。
泣けました。そういうつながりだったんかい・・。
そこから本編1巻の再会につながるわけですな。
ずっとリアルタイムで読んでた人はここがほんとの完結であり、環結なのか。
本編の最終巻は先読みしちゃったけど、途中が抜けてる私にはまだまだ先があります。
これから二人がどうなっていくのか、結末は知ってるけど、そこに行きつく過程をじっくり読んでいこうと思います。
では、いよいよ本編に突入だ。
あ、その前にアウディ・ノスだ。